【閉店前の風景】ぱやよし 純レバ丼物語 東京都江東区北砂

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東京都の東部地区 いわゆる下町の郷土料理にひとつに、純レバというのがある。これは鳥のレバーとハツ(心臓)を純粋に炒めたもので、中華料理のニラレバ炒めとは違って野菜の炒め物は入っていない。
味付けは中華料理のニラレバと同様で、辛みを加えて出すところもある。炒め物の野菜の代わりに、刻んだネギが添えられていて、これがレバーとよく合う。
純レバは一品料理としても丼ものとしても提供され、おもに一部の中華料理店で販売されている。そんななかでも江東区北砂にある、ぱやよしというお店は、純レバ丼のみを販売する個性的なお店だった。


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ぱやよしの純レバ丼はテイクアウトのみで(コロナ前まではイートインもやっていた)、辛さの調整ができた。辛さは1辛から5辛まで選べ、大盛りでも税込み500円という安さと、ハマるとくせになるおいしさでそこそこ人気があった。
コロナ禍のころからクチコミやSNSを通じて徐々に人気が広まり、閉店間際のころは開店早々から予約で埋まり、お昼にはすでに売り切れるほどだった。午前中、ひっきりなしにひたすらレバーを焼き続けている店主の光景が目に浮かぶ。店主自身もレバーを焼き続けている間、いろいろと思うところがあったのかもしれない。



純レバ丼大 5辛 500円(税込み)
〒136-0073 東京都江東区北砂6丁目3−2
再注文度 ★★★


閉店日 2024年1月29日
撮影日 2020年11月


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2024年9月撮影 ぱやよしの店舗はすっかり取り壊され、跡形もなくなった。
取り壊されてはじめて分かった。ぱやよしは非常に狭い土地の中で、店を切り盛りしていたのだ。



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